「お福正宗 荒走り」純米吟醸 生原酒
槽垂れの荒走り酒をそのまま瓶詰め!
槽垂れ搾りの最初に勢いよく流れ出る酒「荒走り」を、そのまま瓶詰めした「お福正宗」の生原酒です。
生原酒ならではの新鮮な香りと純米吟醸のコクが合わさった、強く濃醇な味わいの酒に仕上がっています。
生原酒ならではの新鮮な香りと純米吟醸のコクが合わさった、強く濃醇な味わいの酒に仕上がっています。
毎年2月中旬発売
醸造元 | お福酒造(長岡市) |
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日本酒度 | 辛口 |
アルコール度数 | 17度 |
精米歩合 | 60% |
■生酒ですので基本の発送方法はクール便(別途210円)となります。
■商品合計3本以下の場合は輸送上安全の為、送料の他に別途箱代が必要です。
女将のお薦めポイント
長岡の中心部より南東へ約5キロ、豊富な山林と清冽な自然清水を湛える長岡東山山系の麓にある「お福酒造」は、明治30年(1897年)に「岸五郎商店」として誕生しました。
創業者の岸五郎氏は、当時珍しい醸造技師で醸造研究者であり、当時は杜氏の勘に頼っていた酒造りを化学的見地から説き、酒造り教本「醸海拾玉(じょうかいしゅうぎょく)」を発刊したり、適正酵母の純粋培養に成功し当時恐れられていた腐造を防ぐことを可能にしたことで醸造業界に大きな旋風を巻き起こしました。
この「お福正宗」は、そんな醸造業界の旋風児「岸五郎」の『飲むほどに、お客様にも、蔵人にも福が招かれるように』と言う気持ちが込められた日本酒です。
越後長岡東山の横井戸から湧き出るやわらかい自然清水と、新潟県産の酒米「五百万石」を60%まで磨いた純米吟醸の「荒走り」を是非お楽しみください。
創業者の岸五郎氏は、当時珍しい醸造技師で醸造研究者であり、当時は杜氏の勘に頼っていた酒造りを化学的見地から説き、酒造り教本「醸海拾玉(じょうかいしゅうぎょく)」を発刊したり、適正酵母の純粋培養に成功し当時恐れられていた腐造を防ぐことを可能にしたことで醸造業界に大きな旋風を巻き起こしました。
この「お福正宗」は、そんな醸造業界の旋風児「岸五郎」の『飲むほどに、お客様にも、蔵人にも福が招かれるように』と言う気持ちが込められた日本酒です。
越後長岡東山の横井戸から湧き出るやわらかい自然清水と、新潟県産の酒米「五百万石」を60%まで磨いた純米吟醸の「荒走り」を是非お楽しみください。
■飲み方ガイド■
要冷蔵です。常温か冷酒でどうぞ。
「荒走り」とは
お酒を絞る際に一番始めに出てきた酒を「荒走り」と言います。
最近は自動醪圧搾機が普及していますが、今でも手作業で酒袋(さかぶくろ)に醪(もろみ)をつめて槽(ふね)と呼ばれる昔ながらの搾り機の中にならべて積み上げながら搾る時に、酒袋の重みで最初に出てくる白く濁った清酒が「荒走り」と言われます。酒袋から勢いよく走るように荒々しく出てくる酒からイメージされた名称のようです。
ちなみに、槽が袋でいっぱいになると槽の上にカサ枠を乗せて、さらに酒袋を積み重ねるのですが、積み終わってから3時間くらいは自らの重さできれいな酒が自然に出てきます。そして、積み上げた酒袋の高さが低くなってくると、カサ枠を取り押蓋(おしぶた)と枕木をのせて圧搾を始めます。この間の酒が「中取り(なかどり)」あるいは「中垂(なかだれ)」「中汲(なかぐみ)」と呼ばれ、その後、酒袋を積み替えて再び圧搾する「責槽(せめぶね)」の作業の時に出る酒を「責め(せめ)」と言います。
最近は自動醪圧搾機が普及していますが、今でも手作業で酒袋(さかぶくろ)に醪(もろみ)をつめて槽(ふね)と呼ばれる昔ながらの搾り機の中にならべて積み上げながら搾る時に、酒袋の重みで最初に出てくる白く濁った清酒が「荒走り」と言われます。酒袋から勢いよく走るように荒々しく出てくる酒からイメージされた名称のようです。
ちなみに、槽が袋でいっぱいになると槽の上にカサ枠を乗せて、さらに酒袋を積み重ねるのですが、積み終わってから3時間くらいは自らの重さできれいな酒が自然に出てきます。そして、積み上げた酒袋の高さが低くなってくると、カサ枠を取り押蓋(おしぶた)と枕木をのせて圧搾を始めます。この間の酒が「中取り(なかどり)」あるいは「中垂(なかだれ)」「中汲(なかぐみ)」と呼ばれ、その後、酒袋を積み替えて再び圧搾する「責槽(せめぶね)」の作業の時に出る酒を「責め(せめ)」と言います。