今年も吟田川(ちびたがわ)の蔵元・代々菊醸造から
雪中貯蔵酒2011年度の「雪洞(ぼんぼり)」が入荷しました。
「雪洞」とは、読んで字の如しで
雪の洞窟の中に新酒ができてから
約3ヶ月余り熟成させて完成した
雪国ならではの旬の酒です。
新潟県産の「越淡麗」を半分(50%)まで大吟醸並に磨いた
ぜいたくな吟醸酒です。
アルコール度数はやや高めの17度
それを最後の濾過をしないで出荷しました。
通常のお酒は最終的に化粧直しのような濾過を施します。
それによってお酒はより綺麗に仕上がります。
ですがそれは・・・
反面お酒のもつ素の味わいを消すことにもなります。
女性のお化粧を例えてみれば解りやすいでしょうか・・・
もともと美人は素顔でも美人ですが
それでも女性ならすこしでも身だしなみとして
化粧を施します。
それによって実力以上の美形になる方も中にはいますよね。
でも化粧をすればするほど本来の素の魅力は薄れて
どれも同じ美人になってしまいます。
このお酒そのお化粧を施していない
いわばスッピンのお酒です。
スッピンで勝負!
藏としても自信がなければ出せないお酒です。
味わい深く個性的
魅力の素肌美人のお酒をぜひ一度お試しください。
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